平成25年4月12日国府台女子学院 大崎副学院長インタビュー
 
 
 
 このたびは貴重なお時間を割いていただき有難うございます。早速ですが先生のご経歴を教えて頂けますか。

 はい。最初は船橋に有りますエンジニアリングという会社に就職しまして大体6年半ほど働かせて頂きました。そこである日アルジェリアへの派遣を命令されまして、石油プラントを作っている場所へ約1年半アルジェリアに派遣されました。半年に一回ほどのペースで帰って来ていたのですが、この間に「人作り」というのがとても大切な仕事なのではないかと考えるようになりまして、この教育という世界へ変わってきたのです。この時、32歳くらいの時でした。幸いにもこちらの学校にお世話になる事が決まりまして、その時が昭和55年の事でした。

 そうしますと、その昭和55年からこちらの学校におられるという事ですか。

 そうですね。

 初めて知りました。

 ちょっと変わった経歴ですので余り話した事は有りませんでした。この間、石油プラントに関連する事件がありましたが、私も同様の仕事をしておりました。この時に色々と考えたのですが、石油プラントを建設する事も色んな方のお役に立つ事だと思ったのですがそれ以上に直接子ども達の未来を作る仕事は無い物かと考えるようになりました。そこから色々な準備をしていきました。

 在学中に教育関係の課程というのは受けられていたのでしょうか。

 全く受けておりませんでした。もちろん免許もございませんでした。通信教育にて学習し、文科省の認定テストをとればいいというのがわかりまして受験した次第です。

 それは会社勤めをしながら通信教育にて学習されたという事なのですか。

 そうなのです。

 先生が国府台を選ばれたというのはどういった理由があったのでしょうか。

 実は私の家内も市内の教員を致してまして、その関係の方が良い学校があるという事でご紹介に預かりました。たまたまあいていたのか偶然ですがとても良い学校に巡り合えました。

 なるほど、よく分かりました。
 それでは次の質問なのですが、先生の教育方針をお聞かせ願えますか。

 まず、子どもたちは色々な可能性を秘めていると考えております。最初、そのような可能性を見せなく、小学校の段階で開かなくても中学校の段階で開く子もいれば、さらに開かなく高校生の段階で開く子もいます。ですから、みんな100点の子ども達が来ているのだと考えています。当校の言い方ですと、みんな仏の子ですという言い方があります。素晴らしい才能を各自が備えている。それを如何に私たちが引きだすかというのが私たちの仕事だと考えています。

 なるほど、子ども達の可能性をいつ開かすかということですね。

 学校としては、そのような可能性を開かせる場面を作るという事が必要かと思っています。勉強の中でもそうですし、運動で輝きを見せる子もおりますし、また行事の中で、例えばピアノがひけるですとか、又は児童会で活躍できたという子もおります。クラブの中で素晴らしい作品を制作する子もいます。あるいはコンクールに出場し素晴らしい成績を残す子たちもおります。そういった色々なステージを用意してあげるという事が学校としては必要であると思っております。

 勉強だけではないという事ですね。

 そうですね。色々な面で輝かせて先生の一言で子どもは変わるのです。

 そうしますと、子どもたちは何らかの面で学校に満足しますよね。

 安心して楽しい事があるから毎日学校に来るんだよ、といった雰囲気が出来ていればいいなと思っております。

 わかりました。
 それでは先生が校長に就任されましてどのような特色を出していきたいと考えていらっしゃるかお聞かせ下さい。

 本校は仏教精神の学校ですし、基本的な考え方は変わりません。一つはそういったものを振りかえり具現化していく事かなと思っております。私としては、子どもを大事にしていくという事で、子どもへの接し方を意識したいと思っています。言葉使いという面で子どもに対して温かい言葉かけを学校全体で心がけていきたいと考えております。それはほめるという事にもつながっていくかと思っております。この間も委員会の活動があったのですが、先生方に、いつもどこどこが良く出来ていないからという事でクラスの名前を挙げるのではなく、是非活動の中でほめるという事を軸として据えられるような活動が出来ないでしょうかという事で働きかけております。よく頑張った人、クラス、あるいはこんなに美しい言動や行動がありましたよというような事を皆で共有出来たら私たちも嬉しいですし、それをまた子どもに返す事によってより子ども達の励みになったり自信につながるのではないかと心がけていきたいと思っております。

 悪いことから言われるよりも良い事をほめられた上で、じゃあこっちはこうして行こうという方が子ども達も前向きになれますね。

 注意しなければいけない事も確かに有りますがそれは言葉によって上から押し付けるのではなく、「なんでそれはいけないと思う?」とか「こうしたらいいよ」と先生方がアドバイスで導いていけたらと思っております。
 あとは新校舎が出来ましたので、この新校舎をフルに活用して新しい空間の使い方を授業の中で是非先生方が工夫して使って頂きたいと思っております。例えば広い空間が真ん中にありますし、きらきらホールとわくわくホールが2,3階にありますので、そういった所に子どもたちを集めて特別授業をやったり実験なんかも出来るかと思います。去年、私は3年生の理科で太陽の光を傘で集めまして、内側にアルミホイルを貼りつけまして1点に集中出来るようにしてどのくらいの温かさになるかという事をそのホールで行ったのです。風なんかも来ませんので安心して実験が出来ました。また、車なんかを走らせてどこまで行くかなんかも出来るかと思います。体育館まで行かなくてもそういった事が出来るスペースがあるのです。

 設備がしっかり無いととても出来ない事ですね。
 確かにこれだけの校舎がありますと、今まで出来なかった事ができますね。

 ええ。あと、各教室に大きなモニターを備えつけてございます。この間の花祭りの時はそれで中継をしました。見られない1年生はそれを見て、来年はああやって着飾ってやるのだと一応は分かったかと思います。

 1年生はホールではなく教室で見ていたのですね。

 はい。最初近くまで行って着飾った様子は直接見ているのですが、あとは教室に戻ってそこで見ておりました。そういった活用も出来るようになりました。
 あとはグラウンドが良いですね。おかげ様で人工芝のグランドが出来ました。

 素晴らしいですね。

 本当に緑が映えて眩しくありませんし、最近は温かくなってきましたらから体操服なら寝転んでいる子もいます。お昼の休み時間なんかは、食べ終わった子から走っていくのが見られます。

 ちょっとした時間でしょうが子どもには貴重ですね。

 そうなんですよ。本当に自由に開放出来る空間が出来た事は良かったと思います。

 この間あるお母様とお話していたのですが、あれだけの設備が整った環境で過ごす事が出来て本当にありがたいというお話をされていました。それは本当に実感として有るのだと思います。それに教職員の方々の指導がとても充実しているのでこちらの学校に子どもを出して良かったとおっしゃってました。宿題は結構大変だとおっしゃってましたが。

 そうですね。宿題何かに関しては良くそういった話を聞きます。実際どれくらいかはお分かりかと思いますが、どうなのでしょう。

 いえ、やはり出してもらっていいとおっしゃいますね。出してもらえば子どもはやりますから、有った方が良いですね。ある程度の宿題というのは必要だと思います。

 それは続けていこうと思います。

 あとはただ出すだけではなく、その後のフォローがしっかりしている所がとても助かるとおっしゃってました。

 そうですね。ただ出すのではなくてその後をしっかり見るというのが大切な事だと思っております。

 お話ありがとうございました。
 貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。又お話を伺う機会ございましたらよろしくお願いします。

キッズさくらカレッジ幼児教室 上田豊治
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