2017.11.15 昭和学院小学校・鈴木校長インタビュー
 
 
 
 質問者 : キッズ塾長
 回答者 : 鈴木校長

 貴校を目指して入試の準備をしていらっしゃる保護者の方々、特に早生まれのお子様のいらっしゃる人たちにアドバイスを頂けますか。

入学試験では生まれ月を考慮されてますが。早生まれの子供たちの採点が甘くなるわけではないと思いますが。

 生れ月によって4つのグループに分けて、その中の合格のパーセンテージが同じになるようにしています。分けないで全部一緒にしてしまうと、4〜7月生まれのお子さんがどうしても有利になってしまいます。早生まれのお子さんはこれから先の月齢の伸びしろがあると見込み、パーセンテージを合わせるという配慮をしています。

 4つのグループには人数のばらつきがありますので、4等分の25%ずつにするわけではないのですね。

 そうですね、たとえば全体の合格率が50%だとすると、4つのグループそれぞれの合格率も50%にそろえるということです。

 早生まれのお子さんの場合、まだ赤ちゃん言葉が残っていてはっきりと分かるように話せない子もいますので、面接などを心配する方もいますが。

 多少の言語の問題は1年生〜2年生の間に追いついてくると思っています。試験では話の内容を理解しているのかどうかを見ているので、多少の赤ちゃん言葉があっても配慮しているつもりです。

 無理して直そうとしないほうがいいということですね。

 ただ、言語の専門の治療の方に見ていただくと直りはとても早いので、1年生に入って半年見た後で、あまり赤ちゃん言葉が治ってこない場合は、専門機関にかかることをお勧めしたりします。
 ですから幼稚園の段階であまりにも幼児語が抜けない場合には、幼稚園の段階で専門のところで治療するのもありかなと思います。

 多少の「たちつてと」が言えないとか、「さしすせそ」が言えない程度だったら構わないのですが、もっと滑舌に問題がある場合は専門の機関に相談することをおすすめします。

 「かきくけこ」と「さしすせそ」と「たちつてと」とが全部かぶってしまうような子は治療したほうがいいのでしょうか。

 そのくらいならば、小学校に入ってみんなと一緒に音読したり、生活しているうちに治ることもありますが、それ以上のケースもあるので、そういう場合は幼稚園段階で専門機関へ行ったほうが直りが早いと思います。

 早生まれの方は、おそらく小学校で過ごす間に伸びてくると思います。3年生までには他の子と並ぶと思っています。特別なことをしなくても自然に伸びてくると考えています。

 良く3月生まれのお子さんのことを聞かれますが、焦る必要はなく必ず追いついてくると思っています。

 受験勉強は同じように努力する必要はありますね。

 そうですね、生まれ月に関係なく同じように努力する必要はありますが、逆に自分より月齢の早い子にもまれることで伸びてくる可能性も大だと思います。
 私の子供も早生まれで、幼稚園時代は後れを感じるようなところもありましたが、3年生までには目立たなくなってきたと思いますので、心配は無いと思っています。

 私たちが月齢で分けていますのは、4・5・6月生まればかり偏らず公平にとることと、早生まれでも将来伸びてくる芽のある子供たちに配慮をしたいからです。

 早生まれの子供が、月齢の早い子といっしょにもまれることで伸びてくるというのは仰る通りで実感します。

 自分よりちょっと先に出来る子たちと一緒に頑張ることで、伸びてきます。

 わかりました。いいお話を有難うございました。来年度もまたよろしくお願いいたします。

キッズさくらカレッジ幼児教室 上田豊治
キッズさくらカレッジ幼児教室 やちよ中央教室