編入コース

キッズさくらカレッジ幼児教室の小学部では小学校編入試験の学習指導をしてきました。
2018年3月より当教室運営の成桜まなび塾・私学コースに指導を移行し、こちらのコースにて
私学生・編入希望生の対策指導を行っております。
編入試験は学校により編入試験の時期や回数が異なります。
また、人数の不足している学年のみ募集しますので募集人数は年度により異なります。
編入試験で要求される学力のレベルはその学校の平均以上で、面接では家庭での躾を見られます。
小学部では受験する学校の教科書に準拠したテキストを使い、
先取り学習を中心とした指導を少人数で行います。
このほかにもご希望があれば、個別指導も行います。個別指導の場合は曜日と時間は自由に決められます。

千葉県内私立小学校の編入試験の特徴

編入試験の時期と回数

園児対象の私立小学校の一般入試は10月から始まり、11月でほぼ終わります。私立小学校は定員補充のために定期的に転入生を受け入れます。この際に編入試験があります。編入試験は学校により実施時期が異なりますが、多くの学校では学期末に近い日程で実施することが多いようです。また、学校によっては1年に1回行う学校と3回行う学校があります。編入試験の対象となる学年は学校により異なりますが、普通は2年生から4年生までが多いようです。
編入試験の時期は年により変わることがあります。受験予定の方は必ず学校のホームページで確認するか、直接小学校に電話を入れて確かめる必要があります。また、学年によっては編入試験のない学年もあります。

編入試験の申込

編入試験の受け方ですが、たとえば2月に試験を行う学校の場合、1月初旬までには学校事務局に電話で受験希望の申し入れをしておきます。子供が何年生で編入試験を受けたい趣旨を申し出て、編入枠があるか無いかをお聞きします。
学校には定員があって、これが充足されていないときのみ編入試験を実施しますので、学年によっては試験が無い場合もあります。
またこの時に学校見学の希望も伝えた方がいいと思います。一般入試の受験者と異なり、編入希望の保護者は学校説明会に出たことが無い場合が多いので、志望校の状況を知らずに受験することになります。これは好ましくないことですので、やはり事前に学校を訪問し、説明を受けたほうがいいと思います。

編入試験も入学試験ですので、当然のことながら願書が必要です。最近は学校のホームページに願書をもらえる期間と、願書提出期間が記載されていますので、よく見て期限内に出しましょう。各学校とも編入試験の願書と一般の入試の願書は同じ形式のものを使っているようです。

勉強方法

編入試験で合格するためには受験勉強をしなければいけません。試験は一般にペーパーと親子面接ですが、運動がある学校もあります。行動観察は編入試験の場合は独立して行う場合は少ないようですが、面接や運動を通して行動観察の評価をされます。
最も重視されるのは学力と落ち着き具合です。学力を見るペーパーは算数と国語です(千葉日大は最近、高学年の編入試験では理科社会を加えて4科目試験となりました)。ペーパーは学校により特色がありますが、学校が要求するレベルはその学校の生徒の中位以上です。したがって、受験する学校が使っている教科書をしっかり予習復習しておく必要があります。私立の小学校では漢字練習や計算練習、作文・読書に力を入れていますので、受験6ヶ月前から同様の勉強をしておかなければなりません。
中学受験と異なり小学校の編入試験で奇問難問は出ませんが、私立小学校では教科書以外に難度の高いプリントで演習をやらせているので、同程度のプリント演習も必要です。しかしペーパーがいくら出来ても、落ち着いて学習に取り組む慣習が身についていない生徒は、私立小学校では歓迎されません。これは面接で見られます。落ち着きの無い子供は急に取り繕ってもなかなか修正できるものではないので、日ごろの躾と家庭教育が必要となります。
備考:一部の学校では、編入試験を受けたいと連絡を入れたうえで学校見学に行くと「早めに試験をしましょう。1ヶ月後に試験を受けてください」と言われる場合があります。その学校に入学したい場合は、もちろんその申し出を断れませんので試験を受ける必要があります。そのような学校ではあまり難度の高い問題を出しませんが、その学校で使っている教科書に準拠した問題集を一通りやっておく必要があります。したがって、少し編入試験の準備をしてから学校見学に出向くのが適切です。随時編入試験を行う学校でも、願書チェックと親子面接はきっちりやりますので、手を抜かずに準備しておくとよいでしょう。

願書

志望理由の欄が最も重要です。ここに何故私学を志望するのかを書くのです。転校生の場合は志望理由を書くのは簡単ですが、公立小学校から私立に代わりたい時(これが大半ですが)は書き方に工夫が必要です。今いる学校の悪口や、今の学校でいじめられていることを書くなどは避けた方がいいでしょう。
基本的には志望校の基本理念や指導方法、在校生の印象などに共感を得たことを書いて、わが子への思いから志願したと結ぶのが無難です。

面接

面接は始めての両親にとって悩みの種ですが、一言で言うと自然体で面接に臨むことです。保護者が上がったり、どもったり、敬語の使い方がおかしくてもこれらは枝葉末節の問題で合否にはあまり問題にはならないと思います。ただ、受験する子供が質問に対して無言というのは良くありません。自信を持って親子面接に臨むために面接練習は効果があります。

リベンジ

幼稚園児の時にお受験をしていい結果を得られなかった子供に再度受けさせる場合や、一度編入試験を受けて合格にならなかった子供にもう一度受けさせる場合です。
よほど勉強嫌いなお子さんでなければ再チャレンジをやってみる価値はあります。学校側はけっして悪い印象を持ちません。「熱意のある保護者で、よほど本校に入りたいのだな」と思ってくれます。ただ学年が上がり問題が難しくなるので、前の2倍は勉強して下さい。面接で落とされた可能性がある場合は、両親の心がけと家庭教育を見直します。

成桜まなび塾・私学コースでの
編入試験指導

土曜日と水曜日に「編入クラス」を開講しています。いつからでも入会できます。志望校に合わせて指導し、面接と願書の指導もします。余裕を持って受験準備をするためには最低半年の準備期間が必要とお考えください。

まずは体験学習から