学校インタビュー

千葉日本大学 坂田教頭先生 インタビュー

2023年6月に千葉日本大学第一小学校で教頭を勤めていらっしゃる坂田先生にインタビューにいってきました。

説明会等で校長先生のお話を聞く機会はあると思います。今回は違った角度から千葉日大の紹介をしていただきました。

ぜひご覧下さい。

質問者 キッズさくらカレッジ幼児教室 上田香織

回答者 千葉日本大学第一小学校 坂田教頭先生

本日はいろいろと先生の話を伺っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
それでは早速先生の経歴をお聞かせください。

千葉県で生まれ育ちましてそのままずっと千葉県で過ごしております。本校に新任として着任しまして、現在の教頭職は5年目になります。ですので本校では生え抜きの教員ということになります。

千葉県出身だったのですね。そうしますと、こちらに勤められましてどのくらいになるのでしょうか。

今年でちょうど30年目になります。

先生が教師を目指された切っ掛けはございますでしょうか。

小学校との時の担任の先生に憧れたのがきっかけです。いろいろな先生に担任していただきましたが、どの先生も個性的で今でも思い出せます。高学年の時に教えていただいた先生が新任の先生だったのですが、いろいろな事を一生懸命してくださった先生でして、そういう先生になりたいと感じるようになりました。

そうだったのですね。先生はお勤めになられて30年も経っているとのことですが、御校の先生方は比較的長くお勤めになられている方が多いですよね。逆に新しい教員の方というのはどのくらいおられるのでしょうか。

今年から着任した教員もおりますが、確かにベテランが多いですね。

分かりました。では次の質問に移らせていただきます。
先生がいつもどのようなお仕事をされて学校に関わられているのか教えていただけますでしょうか。

校長が提案した学校経営方針を具現化することが中心です。そして教職員が仕事を進めやすいように、連絡調整をしています。

そうしますと、今は現場に出ているわけではないのですね。

教員が休む時は授業をしますし、校外学習や宿泊行事で引率することもあります。

先生の立場から見られまして、御校の生徒の魅力を教えていただけますか。

保護者の皆様の愛を強く感じますね。とても大切に育てられている子たちです。人懐っこく、伸びやかで活発な子ども達です。

生徒の成長を感じられたエピソードなどありましたら教えていただけますか。

1年生の時に担任をした子たちが今年6年生になったのですが、5年生の3学期に臨時で担任をしました。1年生の時のよい所はそのままで成長しているなと感じました。素直に、健やかに成長しており、久しぶりの担任をとても楽しく受け持つことが出来ました。保護者の皆様ともご相談や提案させていただくこともありました。

自然教室にも同行しました。1泊でしたが密度が濃く、とても楽しい時間でした。もちろん子供たちが楽しいのが一番なのですが、そこに私も一緒になって楽しませてもらえた3学期でした。保護者の皆様にも温かく迎えていただけたのも非常にありがたいことでした。

先生から見られまして、御校のよい所はどのような所でしょうか。

これは説明会でもお話しているのですが、大学まで続いている私立が小学校ですので、もしかしたら16年間一緒に学ぶことがあるかもしれません。そうして育まれる交友関係を特に大切にしてもらいたいと思っています。また、先ほども話にありましたが、本校に長く勤務している教員が多いので、卒業してからも学校に会いに来てくれる子も多く、これに関しては教師冥利に尽きると感じています。そういった点は公立校とは違うように感じております。

6年間が終わってそのまま隣に行く生徒が多いですから、運動会などイベントを通じても会える機会が多いのもポイントですね。

次は先生の教育観に関してお話いただけますか。

教師が教えたから分かるというのではなく、子ども自身が分かろうとしたから分かったのだといつも思っています。そのためには、やる気を起こさせることが教師の仕事であると考えています。ですから、先生方はいつも若さを失わずに子どもに接していくのが大事なのだと思います。本校では20年以上勤務している教諭が担任の半数にあたりますし、中には勤続30年以上の教諭もいます。皆若々しく頑張っています。教員も元気に子供たちと一緒になって学び続けているのが本校のいい所だと思います。

分かろうとしたから理解につながり成長できるというのは非常によくわかります。その切っ掛け作りが大切ですね。

そうですね。小学校に限らず、幼児教室の学習でも親子で取り組むことが多いと思います。その際、子どもにやる気なくダラダラしていると保護者もイライラして悪循環に陥ってしまい、どちらも楽しめず学習が停滞していまうということがありますよね。そういった時に保護者自信が楽しめれば、よいのだと思います。私自身も自分の授業が楽しくなければ、子どもたちも楽しくないだろうと思っておりますので、まずは私自身が楽しむようにしております。

子どもたちが授業中に笑顔になっていれば、自然とやる気が出てきます。もちろん、時には叱ることもあるでしょうが、まずは一緒になって楽しむということが大切だと思います。
子どもたちが楽しく学べるということが一番大切なことだと考えています。

先生の授業における楽しく学べる工夫を教えていただけますか。

例えば算数では、私がどうしたといった文章題を出しますと子どもたちはニコニコして表情が変わってきます。

そうしますと、次はどうなるのだろうと次の問題に興味関心が湧いてきます。稚拙な方法かもしれませんが、こういった子どもとのつながりがとても大切なことなのだと考えています。

すごくわかりやすい例ですね。子供たちがニコニコする、表情が出るというのは本当に良いことだと私も思います。子供たちの興味がしっかりとあるということですので、そうしますと子供たちに入りやすくなりますね。

そのためには、子どもや保護者からの信頼感が大切になります。授業に緩急をつけて軌道修正できるか、教師の力量が問われます。

最後になりますが、先生の方からお伝えしたいことがございましたらお聞かせください。

入学を希望されてる方、編入学を考えてる方の窓口も私が担当しておりますので、ご質問、ご相談ございましたら遠慮なくお声かけください。

学校説明会では、校長が植物や鳥などをテーマとした自然の中で発見できる楽しい学びをクイズ形式で出題し、保護者の皆様に考え頂いております。これは身近なところで、お子様と一緒に自然に触れて欲しいという願いからのものです。先ほどの話にも通ずることろがあるのですが、是非保護者様も一緒になって楽しみながら学んで頂ければと思います。入学後は、自然教室や大学との連携授業などを通して、本校独自の体験をして頂けます。是非、千葉日本大学第一小学校へいらしてください。

坂田先生、たくさんのお話をお聞かせいただき勉強になりました。ありがとうございました。

千葉日本大学第一小学校のHPはこちら

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