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オンライン学習の現実

こんにちは小学校受験ママカウンセラーかおり先生です。
今日は、タブレット学習についてです。

現在学校の授業をオンライン化しようと、各学校様々に取り組んでいると思います。
インフラの整備、先生の研修、ネットリテラシーの確認 等


私の娘は中学3年生
現在は短縮授業で学校に行っていますが、
場合によっては完全オンライン対応になります。

タブレット全員購入が必須なのでそれが可能な学校です。タブレットを使用した学習が当たり前になっています。

実は少し前に、娘は学校で不祥事を起こしました。
授業中にタブレットで漫画を読んだのです。
それが見つかって、始末書騒ぎを起こしました。
もれなく私も呼び出されて、謝りにいきました。

今回の件は、もちろんタブレット使用に関する本人の意識と、
私たち親の意識にも非常に響くものがあったので、共に反省し改善につながっています。

私はスマホやらタブレットやらの機器に疎くて、
ちょっと前までスクリーンタイムの使い方までまったく知りませんでした。

そのおかげで娘は結構なネット依存に陥っていたので
考え改、今はどの距離でスマホやタブレットと付き合っていくのかをその都度家族で相談しています。

学校に呼び出されて、いろいろと指導を受けている時に
私は、のんきながらその時始めて学校での制限がどのようなものであるのか知りました。
学校の主張は、ネットアクセスに制限を掛けているとのこと。またルールを守って使用しなければならないうこと。
今回娘が何故漫画を閲覧できたのかというと
制限が掛かっていなかったのです。
だからといって、娘のやったことはルール違反ですので、おしかりは真摯に受け止めました。
娘はその時知っている情報を学校に提供していました。
このサイトとこのサイトは制限がかかっていない等の情報です。

学校はネットワークに制限をかけています。ただその実情はその制限が甘く、生徒は様々な方法でタブレットを操作し制限を突破します。
これが!!
本当に凄い滝汗
なんだってそんなにできるの?ってくらい、みんな色々やれるようになっている。

・このサイトは制限がかかっていない
・もともと別ページで特定のサイトを開いておいて、リロードしないようにすればいける
・ロイロノートにリンク貼ればいける
などなど

もうね、全然普通の主婦にはついていけないゲロー

でね、学校もついて行ってない笑い泣き
というか、通常の業務をこなしてる先生方に生徒のネットワークアクセス状況まで追いきれないのが実情。
どう考えても、専門家が必要な案件だ
それほど、いたちごっこになっている。
一見、オンライン化が進んで良さそうな教育に見えても、
ものっすごいカオスな状況がやってきてる真顔

いくら私的利用が禁止されても子どもの自由に使えてしまう状況だと歯止めがかからない。
中にはうちの娘のように、先生の目を盗んで試行錯誤して学習目的以外のことに使っている。
(*本人なりに反省して、現在はそのようなことのないようにしています)

実際に学校からはお子さんのタブレット使用方法について今一度ご家庭でよく話し合われてください との連絡がよく入ってくる。つまりそれだけ問題がよく起きているということが伺える。

とりあえず、我が子の使用状況は把握しておくことがやはりいいと思います。
その上で、無制限で使わせるのか、制限付きで使わせるのか
どんなルールで付き合っていくのかは、各ご家庭で話し合う必要があります。
スクリーンタイムをうまく活用するのが一番てっとり早いです。

言えることは、子どもの方が順応性が高くあっという間になんでも使えるようになっていってしまうということ。
また、学校単位で同じタブレットを扱うと、色々知っている子がいたりするから
余計な知識は親や先生よりも早く手に入っているということ

これらは、本当に
「わたしよくわからないんだよね~~」
で子どものスマホ・タブレット事情を放置すると面倒くさい状況になります。

今後オンライン対応の学習になりそうなご家庭は
あらかじめルールを設けて与えることをおすすめします。

おわり

キッズさくらカレッジ幼児教室