キッズの受験準備で身につく力
小学校受験の準備というと、「ペーパーの点数を上げること」や「試験に合格するための知識を身につけること」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、問題を解く力や知識は大切です。
しかし、キッズさくらカレッジで受験準備を続ける中で身につく力は、それだけではありません。
今年一年、子どもたちの様子を見てきて、日々の学びを積み重ねた子どもたちは、学力面だけでなく、気持ちの面、行動の面でも確かな成長を見せてくれました。

しっかり取り組んだ子は、成績が伸びています
受験準備を始めたばかりの頃は、問題の意味がよく分からなかったり、最後まで話を聞くことが難しかったりするお子さまもいます。
それでも、授業に参加し、ご家庭でもできることを少しずつ続けていくと、ある時から変化が見えてきます。
問題に取り組むスピードが上がる。
以前は迷っていた問題に、自分から答えられるようになる。
間違えた問題も、もう一度考えようとする。
そのような小さな変化の積み重ねが、やがて成績にも表れてきます。
今年も、授業や家庭学習にしっかり取り組んできたお子さまたちは、模試などでも確実に力を伸ばしていました。
最初から何でもできたわけではありません。分からない問題に出会い、間違え、時には悔しい思いをしながら、それでも続けてきた結果です。

頑張りぬく力が育っています
小学校受験の学習では、いつも楽しく、簡単に進められるとは限りません。
思うようにできない日もあります。何度やっても間違えてしまうこともあります。疲れていて、気持ちが乗らない日もあるでしょう。
そのような時に、すぐに諦めるのではなく、「もう一度やってみよう」と思えることは、とても大きな力です。
受験準備を続けてきた子どもたちは、少しずつ、難しい課題にも向き合えるようになっていきます。
「できないからやらない」ではなく、
「どうしたらできるかな」
「先生のお話をもう一度聞いてみよう」
「次は気をつけてみよう」
と考えられるようになります。
これは、単に勉強が得意になったということだけではありません。自分の力で最後まで取り組もうとする、頑張りぬく力が育っているのです。

失敗から立ち直るレジリエンス
受験準備の中では、失敗や悔しい経験もあります。
模試で思ったような結果が出なかったり、授業で自分だけうまくできなかったり、友だちとの活動で気持ちがぶつかったりすることもあります。
大切なのは、失敗しないことではありません。
失敗したあとに、気持ちを立て直し、次の課題へ向かえることです。
最初は、悔しくて涙が出てしまうお子さまもいます。しかし、先生やお友だちに支えてもらいながら、「次は頑張る」と気持ちを切り替えられるようになっていきます。
このような経験を重ねることで、子どもたちの中にレジリエンス、つまり困難なことがあっても立ち直り、再び挑戦する力が育っていきます。
この力は、受験が終わったあとも、学校生活やこれからの学びの中で大きな支えになるはずです。

参考文献(子どもの心を強くする!レジリエンス教育とは? 社会で生き抜くために必要な3つの特徴 – 東京報道新聞より抜粋)
礼儀作法は、毎日の積み重ねから
小学校受験では、挨拶、返事、姿勢、話を聞く態度なども大切に見られます。
けれども、礼儀作法は試験前に覚えればよいものではありません。
教室に来た時の挨拶。
先生に呼ばれた時の返事。
使ったものを片づけること。
お友だちに「ありがとう」「どうぞ」と伝えること。

日々の一つひとつの行動を丁寧に積み重ねることで、少しずつ身についていきます。
今年の子どもたちは、模試などでもとても良い姿を見せてくれました。
先生のお話を聞く姿勢が整っている。
自分から挨拶ができる。
順番や約束を守ろうとする。
周囲のお友だちにも自然に声をかけられる。
こうした姿は、短期間の練習だけで身につくものではありません。普段の教室での過ごし方や、ご家庭での声かけの積み重ねが表れているのだと思います。
「良い子に見える」のは、表面だけではありません
模試や行動観察で、礼儀正しく、落ち着いて行動する子どもたちを見ると、保護者の方から「とても良い子に見えますね」と言っていただくことがあります。
確かに、挨拶や姿勢、話の聞き方などは、外から見ても分かりやすい成長です。
しかし、その姿の土台には、
- 先生の話を聞こうとする気持ち
- 周りの人を大切にする気持ち
- 自分で考えて行動する力
- 失敗してもやり直そうとする気持ち
- 最後まで取り組もうとする粘り強さ
があります。
私たちは、形だけの礼儀作法を身につけてほしいと考えているわけではありません。
相手の話を聞くこと、周りを考えること、自分の気持ちを整えることを学ぶ中で、自然と落ち着いた振る舞いができるようになることを大切にしています。
一朝一夕では身につかないからこそ
学力も、頑張りぬく力も、レジリエンスも、礼儀作法も、一日で身につくものではありません。
毎回の授業で先生の話を聞く。
課題に最後まで取り組む。
間違えたら、もう一度考える。
友だちと一緒に活動する。
ご家庭で自分のことを少しずつ自分でする。
その一つひとつは、小さなことに見えるかもしれません。
けれども、長い時間をかけて積み重ねることで、お子さまの中に確かな力として育っていきます。
「いつの間にか、できるようになっていた」と感じる成長の多くは、目立たない毎日の努力から生まれています。
保護者の皆さまへ
受験準備をしていると、模試の結果や周囲のお子さまの様子が気になり、不安になることもあると思います。
そのような時は、目の前の点数だけでなく、お子さまの変化にも目を向けてみてください。
以前より話を聞けるようになった。
途中で諦めずに取り組めるようになった。
失敗しても気持ちを切り替えられるようになった。
挨拶や返事が自然にできるようになった。
その一つひとつが、受験に向けて育っている大切な力です。
保護者の方が、お子さまの小さな成長を見つけて認めてくださることは、子どもたちにとって大きな自信になります。
最後に
キッズさくらカレッジの受験準備は、合格のための知識だけを身につける時間ではありません。
学ぶ力、頑張りぬく力、失敗から立ち直る力、人と関わる力、礼儀作法、自分で考えて行動する力。
これからの学校生活や人生にもつながる力を、日々の学びの中で少しずつ育てていきます。
今年一年、子どもたちが見せてくれた成長は、保護者の皆さまの温かな支えと、子どもたち自身の努力の積み重ねによるものです。
これからも一人ひとりの良いところを大切にしながら、お子さまの成長を丁寧に見守り、支えてまいります。
