2023年６月３日（土）に日出学園小学校の荻原校長先生にお越しいただき保護者セミナーを行いました。
荻原校長先生はコロナが５類に変わり、様々な異学年交流が復活したお話を通じてその大切さをお話してくださいました。
日出学園小学校では、コロナ禍にある最中でも鼓笛進行だけは毎年行っていたそうです。
これは、コロナが流行りだし世間が混乱している最中に先生たちが決めたことではなく、卒業を控えた６年生児童の方からやらせてくださいと校長、教頭先生へ申し入れがあり実現したそうです。自主的に放課後練習をし、強制参加はさせずにそれぞれの自由を尊重した上で練習を重ね、最終的には受験を控えているお子さんも含め全員が参加しやったようです。
荻原校長は「このような活動を下の学年の子どもたちは見て育っていきます。これからも異学年交流を大切にしていきたい」とおっしゃっていました。
また、日出学園小学校ではコミュニケーション能力を大切に考え３年生以上になると「言語表現」という授業が行われます。
英語も大事、母国語も大事。
自分が伝えたいことを正確に伝えることはとても大切であり、これには技術がいるとおっしゃっていました。
確かに私たち大人でも全く同じで、言葉が足りないと偏った情報しか相手に伝わらずすれ違いがおきます。
私たちが悩みを抱える時、その悩みの９割は人間関係だといいます。
コミュニケーションが円滑にいかないから悩むのです。
技術がいるというのは本当にその通りで、見よう見まねでフィーリングにたよってやっているからうまくいかないことがしばしば起こります。ですのでコミュニケーション技術というのは非常に大切ですよね。
英語の活用がクローズアップされる昨今ですが、非常に大切で大事なことに取り組んでいらっしゃるのだなと思いました。
時代とともに世の中に必要とされる能力は変わっていきます。
昨今は自主性や主体性がクローズアップされていますが、私たちが就職活動をしていた２０年ほど前はコミュニケーション能力の大切さをよく言われていました。
だからこそ、バランスが大切になってきますね。
荻原校長先生の「英語も大事、母国語も大事。」という言葉にとても共感しました。
荻原校長先生、この度はキッズさくらカレッジの保護者セミナーに来ていただき、ありがとうございました。
次回は６月２４日に江戸川学園取手小学校の吉田副校長先生がお越しくださいます。
皆様万障繰り合わせてご参加ください。
かおり先生
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